自分に合った環境を見つける

3.自分に合った環境を見つける

どんなに薬剤を使ったり、生活習慣を整えたりしても、リズム障害が改善しないか、改善できても限定的な場合があります。野生動物を飼育しても睡眠・覚醒の時間帯にはばらつきがあるため、もともとの体内時計が多くの人と比べてひどくずれているような場合には、なかなか一般的な社会リズムに適応することが難しいのかもしれません。あるいは、交代勤務障害のように、人によってシフト勤務(たとえば看護の仕事や航空機の仕事など)にさほど苦を感じない人もいれば、体内リズムと勤務のリズムが崩れることに対して非常に敏感で仕事についていけない人もいます。

リズムの問題を抱えたまま就学・就業など社会生活を営むことは、健康上のリスクが非常に高まり、発がんのリスクさえあると言われています。無理をして社会一般のリズムや交代勤務を続けるよりは、自分に合ったサイクルの学校や仕事などを探すことも重要かもしれません。

患者会のメンバーには、高校で定時制に入り、大学では夜間部に通い卒業した人や、中途採用時の転職の際に勤務時間帯をずらすよう交渉して、定時を12時~20時の勤務にして就業している人もいます。※いずれにしてもある程度の努力や、社会で有用性が高い技術・スキルを取得したり、実績・業績を上げることが必要になりますが、それはリズム障害の有無には関わらず大切なことでしょう

 

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