患者会の新しいメンバー長谷川です♪
こんにちは〜!
この度、R&S《睡眠リズム障害患者会》に新しく入らせていただいた長谷川と申します。
先日Zoomで行われた総会兼交流会に参加させていただき、このコラムを当事者として交代で書かせていただくことになりました。新参者ですがどうぞよろしくお願いいたします♪
初めてのコラムなのでまずは簡単な自己紹介から(^^)
私は、夜眠れず・朝起きられない、概日リズム睡眠障害のひとつ「睡眠相後退症候群(DSPS)」の患者です。小学5年生で発症しましたが、今年になってやっと診断が付きました。現在36歳です。だいたい毎日朝5〜7時頃に寝て、昼13〜15時頃に起きています。
この障害があまりにも世間的に知られていないために、夜眠れないのも、朝起きられないのも、体調を崩しやすいのも、全部「自分の頑張りが足りないせい」「自分がだらしないせい」と自分を責めながら、誰にも理解されない辛さを抱えて生きてきました。
でも、35歳で真剣に不妊治療を始めたとき「まずは自分の生活と体調を整えなくちゃ」と思い、インターネットを活用して自分の症状について詳しく調べてみたことが大きな転機になりました。そのおかげで、私がずっと悩まされてきたこの超夜型体質が、遺伝的な《障害》だったということがわかって、専門医を受診し、きちんと診断していただくことができました。
それからは家族に説明して理解してもらい、仕事の時間も調整して、自分の体内時計に合った時間で生活ができています。体調を崩すことも減って、とても快適です。
障害と分かったところで、生活を大きく制限されるという厳しい現実は何も変わらないのですが、それより何より「起きられないのは自分のせいじゃなかった!」ということが証明されただけでも、本当に救われた気持ちになりました。もう夕方に起きる度に「ああ…またこんな時間まで寝ちゃった…」と罪悪感を感じなくていいんです。
少し前の私のように自分の障害に気付けず今も辛い思いをされている方にも届くように、R&S《睡眠リズム障害患者会》の一員として、睡眠相後退症候群(DSPS)や、非24時間睡眠覚醒症候群(Non-24)などの概日リズム睡眠障害が少しでも世の中に広く知られるための活動をしていけたらなと思っています。
本業と家事の合間にはなりますが、また時々コラムを書かせていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!( ´∀`)
☆*:.。. はせがわ .。.:*☆