朝起きられない病(DSWPD)の加療にはロゼレム超少量夕刻使用を(学術情報)

今般、当患者会で告知をしておりました「概日リズム睡眠覚醒障害に対してロゼレム®を使用する際には、少量を夜の早い時間に使用することが望ましい」とするアナウンス医師向け文書に関し、本調査内容が学術論文として出版されました。

実際に多数例のDSPWD(睡眠覚醒相後退障害)に対して超少量のロゼレム®を使用し、その効果を検討した結果が、米国睡眠医学会の公式科学誌Journal of Clinical Sleep Medicine誌に2022年8月5日に掲載されました。

なお、日本語での解説記事が東京医科大学精神医学分野のリリースに掲載されています。

薬剤・サプリメントを使う

◆ 2.薬剤やサプリメントを使用する 生活習慣が極端に乱れている場合や、光をコントロールしにくい場合(残業が続いてしまったり、部屋の日当たりが悪かったり)、あるいはも…

ラメルテオン(ロゼレム)投与時の注意事項

医療機関において、ラメルテオン(ロゼレム)を使用してリズム障害患者の治療を試みる際のお願いについて、当会所属医師からの参考文書を下記に掲載致しました。   ロゼレ…

朝起きられずにつらい思いをされている方や、その治療に当たられている方につきましては、ぜひ本情報をご参考にして頂ければ幸いです。

論文情報

Shimura A, Kanno T, Inoue T. Ultra-low-dose early night ramelteon administration for the treatment of delayed sleep-wake phase disorder: case reports with a pharmacological review. J Clin Sleep Med. 2022 Aug 5.  PMID: 35929592.

https://jcsm.aasm.org/doi/10.5664/jcsm.10188 (DOI: 10.5664/jcsm.10188 )

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